こんにちは、協栄ハウス中の人Nです(^^)/今日は雑談?のようなものですが…中古住宅を視野に入れてマイホームを検討している方が知っておいた方がいいなと思ったことがあったので、非営業の立場からサラッと書いてみましたよ。(途中でそんなの知ってるよと思われたらスルーしてください。本当の素人がぶつかった話ですので。)

これは数年前の話です。いきなりカミングアウトしますが…私が現在住んでいる家は今年で築65年になります。祖父母所有の家(2世帯住宅)に一緒に入れてもらっているためです。昔ながらのただただ大きさだけはある家で、使わない部屋もたくさん。数十年放置された物置用の部屋は雨漏りもあります(傾いてそのまま外に流れているので放置ですがw)祖父母も今はもういないので、いずれ出て行こうとしていた矢先、知人から家をもらってくれないかと打診を受けました。知人曰く『築40年↑くらいだけど、60年超の家よりはいいでしょう?』という好意でのことだったのですが。

ーもっともっと前に言われていたら喜んで住んでいたかもしれません。しかし協栄ハウスで働いて、その辺の人よりはちょっぴりニワカ知識の付き始めていた私は、『40年』が引っ掛かり、自分で色々調べてみました。すると「建築基準法」というものにたどり着きまして。簡単に言うと建築物の構造やら設備やらに関する最低の基準を定めているのがこれなのですが、その中の一つに耐震基準があります。今現在の耐震基準は「耐震基準」と呼ばれ、

・震度6強から7に達する大規模地震で倒壊・崩壊しないこと
・震度5強程度の中規模地震ではほとんど損傷しないこと

となっているそうなのですが、1981年6月1日より前の「耐震基準」では「震度5で倒れない」程度の基準だったそうです。「新」の方と見比べるとよくわかりますね。新では震度5強程度ではほとんど損傷すらしない程度の家じゃないとだめですよ!となっているのです。では先ほどの築40年超の家は??もちろんアウト―!というわけで丁重にお断りした次の年。空き家対策がニュースで騒がれ、結局その家は取り壊しになり、土地は地主さんに返却されました。知人には申し訳ないのですが後始末等を考えると買わなくてよかったと思っています。

これってやっすい中古住宅にも言えることで、まれにみる一千万以下の中古物件なんかは同じようなパターンになるのではないでしょうか?ちなみに「新耐震基準」を満たした家というのは「建築確認済証」の交付日が1981年6月1日以降…という意味ですので、建ったのが1982年であったとしても、旧の可能性はあります。お気を付けて!

はい、ここまでが私の体験談で、最後は(一応)営業部所属の立場から宣伝させてもらいますね。
つまりはやっぱり新しい家の方が安心安全ということですね!(≧▽≦)今週末はオーナー様のお家の見学会モデルハウス販売会もありますし、実際に見て聞いてお家計画を進めて下さい!近々詳細情報をアップしますのでよろしくお願いいたします♪

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